はじめまして、コーポレートデザイン部の斉藤です。
コーポレートデザイン部では経理、人事・労務、総務、法務といったバックオフィス全般を担当している部署になります。
現在はこれら担当業務をリモートワークで対応しております。
そこで、ノハナのフルリモート化についてお話したいと思います。
ノハナのフルリモート導入について
ノハナではこれまで従業員の裁量で週に1度だけリモートでの業務を許可していましたが、
今年の2月からは新型コロナウィルスの感染拡大に伴う対策として、リモート回数の上限を撤廃しリモートを推奨、
2月の下旬には原則出社禁止とし、現在のフルリモートに至っております。
コーポレートデザイン部においても同様にフルリモートで業務を行っております。当社は3月決算となりますので、
期末決算や監査法人による監査の時期と重なる時期でありますが、いずれもリモートで対応してきました。
フルリモート導入にあたり考えたこと
慣れない環境に不安なく対応してもらうにはどうしたら良いか?
- 急な環境変化に伴い従業員に安心して思いっきり働いてもらえる環境を整える必要がある
どのような環境が必要なのか?
- モニター、チェアなどオフィスと遜色ない環境が必要、そのためには万単位の費用が必要となる
フルリモート導入後の対応について
フルリモートになってからは、リモートでの業務を円滑に行ってもらうよう次のような対応を行いました。
リモートワーク手当の支給
- リモートワークに必要な機器、机や椅子なんでも購入金額の50%を累計5万円まで支給するもの(過去3ヶ月に遡って購入したものOK)
- 5月からはリモートワーク手当を一律1万円支給し、通勤費は実費精算
オンラインによる新入社員歓迎ランチ会
- オフィスでの入社の受け入れができず、顔を合わせることができないため、出社初日にZoomでランチ会を実施
- 参加者には一律1,500円のランチ手当を支給
特別休暇2日間の付与
- リモート環境の整備、不測の事態による家族との時間を確保するための休暇などとして付与するもの
これらの手当や休暇については、多くの従業員から好評を得ております。
- 手当については、既に購入していた物も対象となったり、経費での購入だと私物になりませんが、支給された手当での購入となるため、私物となりますので、多くの従業員から喜ばれています
- 特別休暇については、当社では育児をしている従業員が多いため、お休みを活用し育児の時間に充てることができ助かるとの声が上がっています
フルリモートで活用したサービス、ツール等について
Slack
- Slackはコミュニケーションを行うためにはなくては困るツールです
Zoom
- オンラインMTGなどで利用、セキリュティなどが不安な話もありましたが、社内でのルールを定め活用しております
会計freee
- 承認時に確認する資料などを添付することができ、紙での回覧が不要でオンラインでの承認が可能、監査法人の対応もオンラインで対応してもらいました
ジョブカン
- 勤怠、労務、給与をジョブカンで管理しており、入社手続きがオンラインで可能となり、5月の新規入社の受け入れもオンラインで実施しました
iruca
- リモート推奨時から在席管理ツールの irucaを導入し、休憩、離席、会議中など自分の勤務状況を簡単に登録し共有できるため、お互いの勤務状況、行動予定を把握するために活用しております
今後の取り組みについて
WFA(Work from Anywhere)制度
※制度名は仮称で、私が勝手に考えている制度名です
- オフィス、自宅、銭湯などなど、どこでも好きな場所で働ける制度
※銭湯での働き方については以下を参照ください
銭湯で働くということ:hotsprings:
7月のWFSレポート #WorkFromSento
話題のRAKU SPA 1010でWFSしてきました
RAKU SPA 鶴見がリニューアルされたのでWFSしてきました
オフィス移転
- WFAを有効活用したオフィスに移転
- 現在のオフィスは会議室が共有で利用できるサービスオフィスでコスト高であるため、賃料を削減できるオフィスに移転
最後に
リモートワークを推奨してから1ヶ月後くらいに社内アンケートを実施したところ、リモートワークにより業務に集中できる、通勤時間のストレスがなくなる、家族との十分な時間が取れるなどのポジティブな意見が多くありましたので、今後もノハナではリモートワークをフル活用し、働きやすい環境を整備していこうと思っております。