はじめに
こんにちは、ノハナ事業部の向田(むかいだ)です。ノハナ事業部全般を担当しています。この間、別の事業にて高校部活の同級生と弊社が仕事でかかわることがあり世間の狭さを感じております。
さて今回は、タイトルにもある通り、広報PRに取り組んできた話をしたいと思います。お知らせ掲載を3.5倍アップとありますが、前年度4件だったものを14件にしたものとなりますので、専任者がいらっしゃる会社ではあまりにも簡単なことだと思います。よって、専任者がいない中で、ノハナ社としてどういう思いで取り組んできたのか紹介したいと思います。
キッカケ
ノハナ社には、コーポレートサイトがあり、基本情報掲載やブログ更新がされていました。情報発信の場ができて大変良かったのですが、様々な方に自社情報やサービス状況を説明すると、取り組んでいる内容や規模感について驚かれることが多く、もっと自社の情報を発信し知ってもらわなければいけないと思うようになりました。
ちょうど1年前ぐらいでしょうか、何が必要なのかを考え、様々な経営者の発言や意見を参考にしつつ、次の3つについて段階的に取り組んでみてはどうかと結論づけました。
- ノハナ社・主要事業の生い立ちを知ってもらう
- ノハナ社・主要事業のファクト情報を知ってもらう
- 上記準備したうえで、広報PRに取り組み始める
ノハナ社・主要事業の生い立ちとファクト情報
そして代表に相談していきながら、6月頃にはノハナ社の生い立ち、ファクト情報を掲載したページを準備してもらいました。
これにより、以下の情報が整理されました。
- 新規事業としてスタートしたこと
- 会社化され事業拡大に取り組んできたこと
- 毎月18万冊のフォトブックをお届けしていること
- 累計で800万冊以上のフォトブック注文があること
- 都道府県別の作成状況
広報PR準備
サイト準備と並行し、ノハナ社広報を兼務することになった渡邊と相談を重ねながら、広報PRについての書籍を回し読みし理解を深めていきました。お互いどうしても割ける時間に限りがあるため、何を目的とし、どういう方針で進めるのが現在のノハナ社にとって良いかを整理していきながら、少しずつ準備していきました。整理した目的や方針は次の通りです。
ノハナ社の広報PR目的
広報PRを通じて、ステークホルダーとの良好な関係を構築し、会社やサービス・プロダクトのブランド構築、価値向上に繋げていく。
- ユーザー:安心利用、継続利用、ファン化
- 関係会社:関係性強化、良好な関係性継続
- 企業・マスコミ:新しい引き合いの情報源として
- 採用候補者:過去の取り組みやファクト事例をしってもらい共感してもらう
ノハナ社の取り組み方針
ステップ1:土台・文化形成:担当者兼務+施策制限
- 各種マス媒体の掲載依頼は承認しコーポレートサイトで掲載情報を発信する
- 会社やサービスの情報を積極的に発信する
- オリジナルな媒体社リストを作成していく
ステップ2:ステップ1を踏まえ検討
- 振り返り&現実的な体制にて追加でできることを相談し推進する
- (1年後にステップ2を考えよう)
結果
結果としては、各サービス担当の協力などもあり、お知らせ掲載は、前年度比3.5倍の14件掲載することができました。
- https://nohana.co.jp/news.html
- 前年度比3.5倍の14件の掲載
また、他の要因も十分にあるのですが、フォトブックアプリの掲載・紹介等の引き合い、フォトブックアプリへのチラシ同梱相談が増加するという成果にも結びつきはじめています。
特に生い立ちやファクト情報を準備した狙いとして、企画や記者などネタを探している方が社内提案しやすいための情報を提供するというものもありました。
- ノハナ社やフォトブック事業等に興味を持つ
- ノハナ社コーポレートサイトを調べてみる
- 生い立ちやファクト情報で更に興味を深め、合わせて社内提案の材料としてもらう
- 掲載・紹介・同梱などの問い合わせに繋がる
というようなストーリーで、問い合わせに繋がっていると自分としては大変嬉しいです。
まとめ
少し長いスパンでの取り組みではありますが、目的や方針を持って、少しずつでも継続し取り組んだからこそ今に繋がっています。また、課題を持って取り組んでいたからこそ、期中での情報インプットや、提案営業に対しポジティブに応対することできました。
ひとつ残念だったのは、取り組みの中で密かに月1回はお知らせ掲載していこうという目標をたてていたのですが、ひと月だけ掲載することができませんでした。これは来年の課題したいと思います。
最後に、年間の取り組みが収束する中で、ステップ2として来期どのように取り組むべきかというのもおぼろげながら見えてきました。すでに仕込みも始めています。こちらについては経過報告としてまたブログ掲載していこうと思います。