こんにちは、QAエンジニアの武田です。
品質管理グループのマネージャーとして、品質を良くするために色々なことをやっています。
今日は、その中でも特に注力している「テスト自動化」についてご紹介したいと思います。
少し技術よりの話が多くなってしまうかもしれませんが、最後まで読んでいただけると有り難いです。
前置き
一言に「テスト自動化」と言っても、ユニットテスト、統合テスト、UIテストといくつかの種類があります。いわゆる「テスト自動化ピラミッド」というものです。
ユニットテスト、統合テストについては、いずれ開発エンジニアから紹介があると思いますので、今回は、主にQAエンジニア(というより自分)で進めているUIテストの自動化に絞って紹介します。
背景
「テスト自動化」
ここ数年、QA関連のイベントに参加すると、必ずと言っていいほど耳にするキーワードです。
自分もノハナに来た時から導入したいと思っていましたが、様々な理由からズルズルと時間だけが過ぎてしまいました。
- スキルがない
- 時間がない
- etc
そんな時、とあるイベントで出会ったのがMagic Podというツールです。
Magic Podは今まで壁となっていた課題を解決する素晴らしいツールでした。
また、ベトナムオフショアを活用することで時間の余裕も出来たことから、2017年4月から本格的に導入に向けて動き出しました。
回帰テストの自動化
ノハナでは、アプリをリリースする際に、変更した部分のテストに加え、変更が他の部分に影響していないかのテスト、回帰テストを実施しているのですが、テストケースが、300件程あり、複数の端末で実施すると、ほぼ1日消費してしまっています。
そこで、この工数の削減を目指し、まず、回帰テストの自動化に取り組んでいます。
自動化するテストは、何でも良いわけではなく、何度も繰り返す部分であることが重要とのことなので、その観点からも回帰テストは自動化に適していると言えます。
現在と今後
現在、ごくごく一部の基本機能について自動化し、毎日自動的に実行させるところまで出来ました。
今後は、回帰テストのテストケースのカバー率を上げていき、5%にするのが今期中の目標です。
まだまだ道半ばですが、品質の向上、業務の効率化に貢献出来るように尽力していく所存です!
最後になりますが、このように色々なことにチャンレンジ出来る、応援してもらえる環境がノハナの魅力だと思っています。
何かにチャレンジしたい、武田と一緒に仕事をしたいという方、ノハナでは、アプリエンジニアを募集していますので、ご連絡ください。