リモートワーク環境のハナシ〜QAエンジニア武田さんの場合〜

こんにちは!
ノハナで広報しつつ週末は、すずめを眺めている木曽です。
このごろのノハナは昨今の状況にあわせてリモートでの作業を原則としています。
今回はメンバーの「リモートワーク環境」についてご紹介。
記念すべき第一回目はQAエンジニア武田さんのリモートワーク環境についてお伺いします。

苦痛なく、快適に。体への負担を軽減する作業環境

整理整頓された机がポイント
名前:武田さん
職種:QAエンジニア
ノハナ歴:6年(2015年8月入社)

普段は書斎で作業している武田さん。
ものがあると気が散るため、スッキリしたデスクを意識しているそうです。また、自然な姿勢で作業できるよう工夫されたリモートワーク環境がありました。

作業環境のこだわりポイント

椅子:エルゴヒューマンプロ

 「椅子は一番長く使うものなので、リモートワーク補助を全額利用し、半額で良いものを購入しました。」
サイト見ましたが、いいものを利用されてますね。
 「ワーカーホリックという国内外含めたオフィスチェアを展示しているところへ見に行きました。たくさんあるなかから実際に自分で椅子に座り、この椅子に決めました。」
わざわざ日本橋まで見に行ったのですね。
 「行きました。リモートワークが始まった当初、適当に椅子を購入したのですが、なんかやっぱりしっくりこなくて。ちゃんと座ってみないと分からないと思いワーカーホリックへ行きました。」
ちなみに以前の椅子のお値段は、そんなにしなかったんですか?
 「前のはね…2、3万円くらいしましたね。」
高い(笑)。
 「高ければ良いと思ったけれど、合わなかったです。その椅子はすぐにメルカリで売りました。」
椅子に合う合わないがあると。
 「合うというより、自分の好みによるかも。以前オフィスで利用していた椅子は肘置きの高さと角度が調整できるけど、幅が変えられない。ただこの椅子は幅が変えられます。幅が固定だと、体型にあわせた使い方ができないので…ちゃんと肘置きを使いたくてこの椅子にしました。腕を直角に曲げる姿勢が良いと聞くので肘置きを利用しています。」

スタンディングデスク:IKEA SKARSTA スカルスタ

 「だいぶ前に購入したイケアのものです。今になって失敗したなぁと思うのが手動なんです。手でくるくる回すのが面倒だなぁと。電動もありますが購入した時点では、こんなにリモートワークすると思っていなくて、とりあえずこのスタンディングデスクにしました。今になっては毎日上下するのは大変なので、電動にしておけばよかったなと後悔しています(笑)」
1日どのくらいの頻度で立ったり座ったりをしているんですか?
 「ずっと立ちっぱなしも辛いので、2時間座って1時間立ってですね。なので、手動はちょっと面倒です。」

分割キーボード:MiSTEL BAROCCO MD600(日本語配列)

 「半分に分かれるキーボードでノハナ社のエンジニアさんから割安で譲ってもらいました。」
分割キーボードにされた理由はなんでしょう?
 「自然な姿勢で使えるので、このキーボードを使ってます。普通のキーボードだと、腕を絞ってキーボードを利用しますよね。」
そうですね。
 「ただ力を抜いた時の自然な姿勢は、手が八の字の状態。なのでその姿勢が維持できる分割のキーボードを使っています。」
タイピングミスなどはないですか?
 「慣れの部分もあると思います。ホームポジションで打ててなかった人は打ちミスがあると思います。よくあるキーボードのようにファンクションキーが独立してなかったり、矢印やテンキーがなかったりするので。普通のキーボードを利用してる人からすればちょっと慣れに時間がかかるかも。」

テンキー:Nums Ultra thin magic trackpad cover

 「あとからテンキーが欲しくなって、MacBookのトラックパッドへ貼り付けるとテンキーになるものをクラウドファンディングで購入しました。トラックパッド自体のカバーにもなります。」
こういったクラウドファンディングの情報ってどこで入手しているのですか?
 「こういうガジェットが好きなので、クラウドファウンディングはよくチェックしていますね、CAMPFIRE (キャンプファイヤー)やMakuake(マクアケ)等を見ています。」

傾斜台

角度をつけて作業されてるのですね?
 「普通の机だとフラットで手元の傾斜が0度なんです。そうするとどうしても前屈みになるから、頭がでてストレートネックになりやすくて。なのでちょっと10度ほど角度をつけて重心が後ろに来るよう気をつけています。」
なるほど、傾斜台のおかげで体は楽になりましたか?
 「姿勢は楽になったのですが…実はこないだ首を痛めて病院へ通っています。(笑)ちなみにこの傾斜台はDIYで作りました」
ご自分で作られたのですか!
 「ワーカーホリックに椅子を見にいった時、こういったもの(傾斜台)が売っていたのですが。2万円と高かったんです。
ホームページに書いてある通り角度をつけることが良いことは分かったのですが、そこに2万かけるか悩んでしまって…。それでDIYしました」
木で作られたのですか?
 「そうです。」
大きいですね!
 「割と広く使えるようにしました。分割キーボードを幅広く使えるように既製品よりも大きく作りました。」
費用はどれくらいかかりましたか?
 「1500円位です。」
安いですね、もとのものより
 「もとのものはアルミでおしゃれですがね」
人に見せるものでもないですからね
 「そうですね。子どもも家で宿題や勉強する時に使っています。書くときに前屈みになると首に負担がかかるので、傾斜台を使って10℃傾けた方が子供は書きやすいといってます。」
姿勢の部分に関してしっかりされてますね
 「これから長いですからね。(しみじみ)」

デスクライト:BenQ e-Reading Lampモニター掛け式ライト| WiT ScreenBar Plus

デスクライトっていります?
 「いりますよ!(笑)よくあるライトは机に直置きするタイプのもので、どうしてもモニターに反射して見づらかったり、目が疲れたりするんですよね。手元を明るくしたいだけだったりする時も。ただ、このデスクライトはモニターの上に装着するだけで邪魔にもならず、モニターへの映り込みもなく、手元だけ明るくできます。調光もできるんです。」
これ使って目の疲れはよくなりましたか?
 「そうですね。手元だけ照らしてくれるので、日中は部屋の上のライトは消して作業しています。僕はあまり明るいよりも薄暗いくらいが目が疲れないんです。」

骨伝導ヘッドフォン:AfterShokz OPENCOMM 次世代型骨伝導ヘッドセット

今つけているものですか?
 「そうです。耳に直接入れるものではなく、骨を振動させて音が伝わってくるものです。なので、子どもをみている時は周囲の音も入ってきて状況が把握できます。」
テレワーク中に何か起きても気づけますね。
 「そうです。以前は普通のイヤホンを利用してましたが…というのもQAチームは今Discordを利用していていつでも反応できるよう常にボイスチャンネルに入ってる状態なのです。いつ声がかかってきても反応できるよう音は出していて、ただ常にイヤホンを耳にさしているのは嫌だったので、骨伝導のイヤホンにしました。」
ずっと耳にさしていると中耳炎にもなりますからね。
 「そうです。耳にさしてないのに、しっかり音が聞こえるのがポイントです。」

HPのドック:HP Thunderbolt3ドック 120W G

「ものがいっぱいあると気が散るため、もろもろの配線を集約しています。配線が出ているとテンションが下がりますね。モニター3枚あって、それを普通にMacbookにつなごうとするとMac側からブワーっと線がでていて嫌なんです。配線は綺麗にしていたいですね。なので間にこのドックを置いて、そこに全てのケーブルをつないでおり、Mac側へつなぐ線は一本だけになっています。」
これ便利そうですね。
「便利です!一般的なものは高額なものが多いですが、この商品ははお手頃で、なぜかずっとセールをやっていて、普通はもっとするのですが。でも、ちゃんと使えています!」

リモート補助制度で購入したもの

 「リモート補助制度で購入したものは先ほどお話したエルゴヒューマンの椅子ですね。あと、会社からモニターを貸与して、家にあったモニターとあわせてトリプルモニターで作業しています。モニターは27インチのものです。作業スペースが広くなるので、モニターは必須ですね。」

ON/OFF切り替え、どんなことしてますか

作業開始する前に15分くらい散歩する(家に出社する)

 「起きてご飯食べて、そのまま仕事するとなるとスイッチが入らなかったので、子どもが朝学校へ出てくのと一緒くらいに家を出て、15分位散歩します。家に出社するイメージです。」
最近始めたのですか?
 「フルリモートになってからずっとやっています。本当に1日1回も家から出ないこともあり、身体によくないというのもあって、朝は日の光を浴びて体内時計をリセットし気持ちの切り替えてから作業をしています。」
この習慣をつける前まではどうでしたか?
 「極端に体調が悪くなったりはなかったのですが、何となくスイッチが入りづらかったり、寝付きが悪かったりすることがありましたね」

ポモドーロテクニックを使って時間管理

これは一体???
 「タイムマネジメントの手法なのですが、25分は集中して作業、5分休憩といった集中する時間と休憩する時間を区切って時間を管理する方法です。特にリモートワークをはじめてからはSlackでのコミュニケーションが多くなったため、メンションがきて作業を中断したりとなかなか一個の作業に集中できないことが多かったのでこれを始めました。テレワークが始まってから流行ってるようですね。僕はこの本を読みました。おすすめします。」

まとめ

想像以上にリモートワーク環境に力を入れており、より快適に作業しようと工夫しているところが垣間見れました。
武田さんから教えてもらったアイテムを購入するメンバーも多数おり、武田さんのこだわりが他メンバーにも参考になっているのを伺えます。
武田さん、インタビューにご協力ありがとうございました!