こんにちは、瀬戸です。
最近の趣味はDroidKaigiアプリのリポジトリで「onMeasure」「onLayout」と検索することです。
さて来週はDroidKaigi2019が開催されますが、ノハナ社からは2人のエンジニアが登壇します!
この記事では発表内容について紹介したいと思います。
Androidエンジニアが抑えておくべきUnicode Emojiの知識
1日目 15:40-16:10 Room4
このセッションはCTOの武市が、大好きなUnicode Emojiについて語ります。
武市は数年前にAndroid開発をしていた経験はあるのですが、最近は主にサーバーサイド開発を担当しているエンジニアです。
発表の経緯
昨年ノハナアプリはフォトブックの絵文字コメントに対応したのですが、その際に絵文字フォントの作成を担当したのが武市でした。
アプリ上だけでなく、フォトブックの組版でも適切に動作するフォントの作成には非常に多くの考慮点があります。
開発中には様々な問題が発生したのですが原因の切り分けが難しく、武市にはフォント側とアプリ側を横断的に調査してもらいました。
その中でUnicode Emojiに関する深い知識や解決のノウハウを身につけたようです。
武市のUnicode Emojiに関する膨大な知識を社外に発信しないのは勿体ないと思い、DroidKaigiへのCfPの投稿を勧めました。
(瀬戸も前職と現職でUnicode Emojiに関する実装を多々行っており詳しい自信があったのですが、武市の知識量はレベルが違いました)
発表内容について
このセッションではUnicode Emojiの定義の説明、Android OS上でのUnicode Emojiの表、実際にアプリでUnicode Emojiを扱う際のベストプラクティスなどをお伝えします。
例えば「♥」のハートの絵文字がありますが、PC上では白黒で表示され、スマホ上では赤色で表示されるのではないかと思います。その理由について、絵文字の歴史的経緯やAndroidの内部実装の話から説明をします。
Unicode Emojiについて詳しくない人は知見が溜まり、Unicode Emojiに詳しい人はより深く楽しめるようなセッションになっております。
みなさんご存じのとおりUnicodeの仕様は膨大であり、今回の発表で説明できるのがEmojiに関する一部の内容だけになってしまうのが非常に残念です(一度目の発表練習の後、発表時間の都合上かなりの内容を切り捨てました)。
気になったことがありましたらセッション後のオフィスアワーや懇親会などで話しかけてみてください。
Emoji愛に溢れる武市のPCも発表の見所です。
React NativeとExpoを用いたクロスプラットフォーム開発入門
2日目 10:30-11:00 Room4
このセッションはAndoridエンジニアのmrtryが発表します。
mrtryは前職や副業でReact Nativeを使った開発を行った経験があり、その知見をこのセッションで発表します。
発表内容について
このセッションでは、React NativeとtoolchainのExpoがどういったものであるか、利点欠点や開発のTipsなどを通して丁寧に説明します。
React Nativeがクロスプラットフォームな開発環境であることだけご存じでしたら十分に理解できる内容だと思います。
React NativeやExpoがどのような用途のアプリに向いているのかという話もありますので、実用的なセッションだと思います。
このセッションを見た後に、「React Native(or Expo)を試してみたいな」という気持ちになってもらえましたら幸いです。
僕自身React Nativeには否定的な印象があったのですが、発表練習を聞いた後に少し印象が変わりました。
より実践的な話を聞きたい場合などはオフィスアワーや会場内でmrtryに話しかけてみてください。
個人的な感想とまとめ
昨年、一昨年と瀬戸が唯一のAndroidエンジニアとしてDroidKaigiに1人で登壇していたことを思うと、同僚が2人もDroidKaigiに登壇するのは大変喜ばしいことです。
(今年は瀬戸が不採択になったためみんなで登壇という夢は果たせず残念ですが)
これからもDroidKaigiに限らず、様々なカンファレンスで登壇者を輩出できるようなエンジニア文化を築いていきたいと思います。
それでは当日、会場でお会いしましょう。
And we are hiring!!